肉体のチェス 八王子市でW杯開幕

私の住んでいる東京・八王子市で、週末に2020年の東京オリンピック、パラリンピックの追加競技に決まったボルダリングのワールドカップが6日八王子市で開幕しました。都内で、初めての開催で20以上の国・地域から約140人の選手が参加し、市内外から集まった2000人以上のファンは一流の技に魅せられていました。

観客の熱気は予選から最高潮に。ボルダリングを始めて2年の会社員は「普段見られない一流選手のパフォーマンスが楽しみ」と語り、競技歴3年の会社員は「選手たちは信じられない動きで難しいルートを簡単にこなす。まさに肉体のチェス」と感想を述べました。

石森市長は開会のあいさつで「市政100周年を迎えた八王子の記念事業。豊かな歴史を感じてもらいたい」とアピールしました。

3月にカンボジアでインターンシップをした際にも、ホテル兼お店の壁にはボルダリングの張り紙が貼られていました。私は参加しませんでしたが、多くの人に広く知られている競技でもあり、一度はやってみたいと感じました。

いま、八王子の街を歩けば「百年の彩りを次の100年の輝きへ」というポスターをよく見かけます。ボルダリングのワールドカップを観にきた人々にいい街だなと感じてもらい、また来たいと思われるような街づくりに参加できるようになりたいとも感じました。

日本で一番登られている高尾山や八王子ラーメン、さらにはファンキーモンキーベイビーズやマキシマムザホルモンなどなどユニークで、魅力がたくさんある八王子を多くの人に知って欲しいものです。私のバイト先のラーメン屋さんでは、ご当地グルメの八王子ラーメンと八王子ナポリタンを融合させた八王子ナポリタンラーメンという奇抜な新メニューも登場しております。バラエティー番組や旅番組などでも取り上げられており、大変な人気です。味としては焦がしチーズを使っっており、トマトソース風味のスープと大変合います。麺は特別に太麺です。八王子ラーメンに乗っている玉ねをぎを乗せているので、ラーメンの味を残しながらも、ナポリタン風味も楽しめるラーメンとなっております。

東京オリンピックでは、銀座や新宿といった都心部にばかり目が行きがちですが、西東京の、歴史ある街並みや商店街にも新しい発見があるかも知れません。

参考記事:

7日付 読売新聞(12版)31面「ボルダリング技に酔う」